おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●平成の30年間で毎年10,000ドルをアメリカ株に積立投資していたら~30年間で1億円到達!!~

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


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令和になり、12日が経ちました。10連休が明けて約1週間が終わったところですね。いかがお過ごしでしょうか。

今日は平成を振り返ってみたいと思います。どう振り返るのか?それは平成の30年間にアメリカ株に積立投資していたならば、資産形成はどうなっていたか。そんなタラレバ話です。結論から申し上げますと、やはりアメリカ株は強いな。アメリカという国は成長国だなと思い知らされました。
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シミュレーションの設定は・・・
①毎年年始に10,000ドル(ざっくりおよそ100万円)投資する
②指数はNYダウを使って試算する
③期間は平成元年年初から平成31年年初までの30年間とする

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どうでしょう。この結果!平成の30年間で、毎年10,000ドル積立投資すれば、投資総額300,000ドル(ざっくりおよそ3000万円)に対して時価額1,047,682ドルになります。投資額の実に3倍以上です。1億円突破というわけですね。積立投資額が半分の毎年5,000ドルであれば、30年間の結果は時価額523,841ドルで、5800万円ほどです。積立投資額が2倍の20,000ドルであれば、30年間の結果は時価額2,095,364ドルで、2億円突破です。NYダウの時折の下げにも見事に打ち勝っていると言えます。

NYダウの30年間の動きに注目しましょう。30年間のうち、下落しているのはたったの8年間だけ(図の色塗り部分)です。それも、軽微な下げを含んでのもので、大きく下げたのは2年間だけ(黄色塗り部分)です。それは9.11とリーマンショックで特殊な時期となります。逆に見れば、そのほか22年間は成長しているということです。アメリカの強さはここに象徴されていますね。常に成長し続けられる国なのです。国としては、先進国では珍しく人口が増えていますし、世界中から有能な人間が集まってきますし、ドルという基軸通貨を持っていますし、世界最強の軍事力も有します。投資環境としては、法整備が整っていて、企業のガバメントもしっかりしており、投資家の権利が守られていると言えます。そして、アメリカ企業は、先行者利益、ブランド力、最先端技術でワールドワイドに稼ぐ力を持っていますね。国も企業も最強と言えます。投資先としてこの上ない選択肢ですね。


日本では、正しい金融リテラシーを得る機会があまりなく、投資は危険なもの、ましてアメリカ投資なんて危険極まりないというイメージが先行しているのが、なんとも残念です。正しい、金融リテラシーを持つことで、もっと楽に人生が送れるのにと思います。


確かに、アメリカ投資といえば、為替リスクや海外企業の情報の集めずらさを感じるかもしれません。

しかしながら、先の図をもう一度ご覧ください。投資額は300,000ドルに対して、30年間で時価額は実にその3倍以上1,047,682ドルです。これは為替リスクを上回る運用結果だと思いませんか?この30年間のドル円レートを見ますと、1987年1ドル120円(バブル崩壊)、1995年1ドル80円、1997年1ドル140円(アジア通貨危機)、2011年1ドル76円(東日本大震災)、2015年1ドル125円(アベノミクス)、2019年1ドル110円と、1ドル76~125円のレンジ内です。先ほど、投資額に対して時価額は3倍以上と説明しましたが、為替レートは3倍も動いておらず1.5倍程度です。それに、円高になればアメリカ株を安く買えるわけですから投資のチャンスです。為替リスクは裏を返せばチャンスなのです。

アメリカ企業の情報は、四半期(3か月)ごとにしっかりと決算発表が行われており、ウェブサイトより閲覧できます。英語表記になりますが、グーグル翻訳などで大まかに翻訳して理解できます。それが面倒なら、ETFに投資すれば万全です。ETFは、1銘柄に投資するだけで、企業数百社以上にも分散投資ができる、言わば「金融パッケージ商品」ですから、個別の企業決算を確認する必要は全くありません。実に楽な投資です。

ETFについては、過去記事をご覧ください。
ETFこそ投資初心者におすすめ
okeydon.hatenablog.com

セミリタイアへの最適解はS&P500(ETF)に積立投資
okeydon.hatenablog.com


最後に、積立NISAを意識して、年間40万円で試算してみましょう。現行レートで40万円は3600ドルとなります。アメリカ株に30年間積立投資した場合、積立総額1200万円に対して、時価額は4150万円となります。しかも、積立NISAは20年間非課税ですから、その部分は丸々利益です。残り10年間だけの課税です。いかがでしょう。資産の一部をアメリカ投資に移してみてはいかがですか。令和の時代をどう生きるのか、そのためにどう資産形成するのか、考え直してみられてはいかがでしょうか。
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投資判断は自己責任にてお願い致します。


今日も何事にも適温でまいりましょう。


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