こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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今日は、ドコモTOBシリーズの3記事目となります。
同じような質問を複数のTwitterフォロワーさんよりいただきました。皆さんの感心が高いようですので、ご質問に答える形で記事にします。
「TOBされるドコモ株を、いまから買ったら、高値で売れて、一儲けできるか？」との質問にお答えします。ドコモ株でなくとも、TOB発表後に、その株を買うと儲けることができるのでしょうか？
◆結論
先に結論から申し上げます。それは辞めましょう。
◆理由
・百戦錬磨の強者には勝てない
株式市場には同じ考えの投資家がごまんといます。僕に同じ質問が複数あったことからも、それは簡単に窺えます。
そして、その投資家のなかには、機関投資家というプロ、個人投資家でも何年も経験を積んだ敏腕トレーダーなど百戦錬磨の強者たちがいる訳です。あなたは、そのような強者達に、簡単に勝てるでしょうか？僕は鈍臭くてとても無理ですから、そのような投資は考えもしません。
いえ、そもそも、これは投資ではありません。機会を窺って儲けるスタイルになりますから「投機」になります。マネーゲームとも取れますね。
・株価の動き、差額、売買手数料など
次に、株価を見てみましょう。TOB発表の翌日となる9/30は、終値3885円、高値3895円を付けました。1日にして、20.92%高、これだけ上がりました。これは、TOB買付価格3900円とほぼ同額です。
通常、TOBが発表されると、このように市場価格はTOB買付価格とほぼ同水準の株価になります。
そのなかで、TOB買付価格と市場価格の少しの差額を狙って儲けを狙うことになります。そうなると一定の金額を投資しないと儲けは極々わずかということですね。さらには、そのわずかな儲けに対しても、売買する以上は売買手数料金が掛かってきます。
それらを鑑みると、投資旨味は大きくはありません。
◆それでも挑まれる場合の注意点
それでも、やってみたいという方は、売買の際に「成行注文」はリスクが高いと思います。思いもしない株価で約定してしまうと損失を被ります。
◆まとめ
こういうもので儲けるのは、投資の本質ではないかなと、個人的には思います。火傷しないよう近付かないことです。簡単には儲からない、投資はそんなに甘いものではありません。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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