こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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この記事では、2022年半ばに控えた、AT&Tのスピンオフに向けて、同社株を全株売却する理由について記述します。
◆経緯
AT&Tは、2021年5月17日に、ディスカバリー社と新会社を設立すると発表しました。
AT&Tが、傘下のメディア部門「ワーナーメディア事業」をスピンオフし、ディスカバリー社と統合するというものです。
この新会社の株式は、AT&Tおよびディスカバリーの株主に割り当てられ、AT&T株主が71%、ディスカバリー株主が29%を保有することとなります。
また、同時に、スプンオフ後は減配されることになりそうです。各種報道によると、配当利回りは3〜4%と、現行の7〜8%から半分程度に減少するとされます。
◆僕okeydonの考え方
このニュースを受けて、僕okeydonは、同社株を全株売却することにしました。
その理由は、ふたつ。
1)スピンオフにより、一般口座に移行されるというのが大きな理由です。
2)もうひとつは、やはり減配ですね。
1)のスピンオフによる一般口座に移行されることについて、深掘りしましょう。どういう影響があるのでしょうか。
※ 一般口座に移行されないケースもあるようですので、詳しくは証券会社にご確認ください。
スピンオフされて、一般口座に移行されると、売却時に確定申告が必須となります。特定口座(源泉徴収あり)のように、証券会社が自動的に税務処理をしてくれません。
そして、その確定申告のためには、買付価格や為替レートを記録しておく必要があります。株は分割されますので、2銘柄の株価の算定をする必要があり、計算することになります。
僕okeydonのように長期投資ですと、売却するのが10年も20年も先ということもあり得ます。
よって、これら記録を10年間も20年間も保管する必要が出てくるのです。それは、僕にはとても無理です。
そして、そこまでしても、減配が待っているような報道ですので、何もいいことがありません。
従いまして、僕okeydonは、2022年の前半にて、スピンオフ前にAT&Tの全株売却を決めています。
そう考えているところに、各社による、AT&Tの格付けが引き上げられました。そして、株価が反応しています。この上昇局面で売り逃げたいと目論んでいます。
スピンオフ後に、高配当株として、魅力を感じれば、また買い戻せばいいと思っています。企業として魅力があるのか? 利回りには魅力があるのか? その辺りを確認して、再考します。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
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