こんにちは、okeydon（桶井 道/おけいどん）です。
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人生のなかで、「まさか」は起こります。人生100年時代を迎え、親が長生きするのが普通になりました。そのなかで、介護・介助・看病が必要になる確率が高く、それに対処するには、FIREが極めて有効だと思います。
さて、先日、母がガン手術を成功で終えて、その後の回復も芳しく、無事に退院して、帰宅しました。これは今回初めて公表します。
遡ること、2ヶ月半前、母が体調を崩して、検査を受けた結果、ガンが見つかりました。その後、通院による精密検査、治療方針の説明、コロナのPCR検査を経て、入院・手術しました。
母の闘病中、僕は、家事および難病の父の介助をワンオペで担いました。母の通院には付き添いましたが、コロナ禍で入院中の面会は叶いませんでした。代わりに、電話で毎日2度話しました。お金でいろんなことが解決できるとはいえ、精神的なケアは家族に勝るものはありません。
ワンオペ期間中、自分のことが後回しになりがちでしたが、内臓の持病を悪くさせてダウンしてはまずいので、張り切らないように努めました。家事は適温にとどめ、父の介助は食と清潔に重点を置き、執筆の仕事もこなしながら、無事に完遂しました。
完遂と言っても、実際には、掃除回数を減らすなど、サボれるところはサボりました。洗濯は、電気代は掛かりますが、乾燥まで全自動洗濯機に任せて、お金で解決しました。まさしく「適温」でした。
この期間を振り返るに、母の通院付き添いにしても、家事にしても、父の介助にしても、全てがワンオペでした。これは会社で働きながらでは、とてもとても無理です。
過去にも、母の介護をした期間があります。あの時は、時短社員でサイドFIREしていましたが、まだ現役でした。お金のことは気にせずに良かったので、介護休職を取りました。お陰で、介護と家事に専念できました。
このように、家族の介護・介助・看病などの「まさか」とFIREは親和性が非常に高いと言えます。介護休職しても、国のセーフティネットは限定的です。給料のおよそ3分の2が最大で３ヶ月間支給されるに留まります。
人生100年時代となり、親も長生きしますから、「まさか」の確率は高いと言えます。そして、自分も長生きするでしょう。ゆえに、FIREのうち、FI(経済的自立)の目処は、早かれ遅かれ立てておきたいところです。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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