こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
Follow @okeydon
金融所得課税の増税は過去から話題にあがります。30%なんて数字もちらほら。
さらに今回、「金融所得を巡る社会保険料算定の不公平是正」が自民党PTにより議論されることになりました。医療・介護保険の保険料の算定に、金融所得をどう反映させるか、というものです。医療保険は、国民健康保険および後期高齢者医療制度のことです。
これは私の勝手な予想ですが...「不公平是正」とありますので、NISA口座からの利益には関係ないと思います。老後の資産形成のために、貯蓄から投資へと促した流れで、まさか社会保険料を上げてくるとは思えないのです。
対象となるのは...
高額な配当金があるのに、住民税非課税で、各種給付金を受給している...おそらく、そこが「不公正是正」の対象になるのではないかと想像してます。
もとから、「1億円の壁」なる話もあります。「1億円の壁」とは、累進課税のため、所得が上がるほど増額される税金が、一定の所得額を超えたところから減少する傾向があるというものです。
4月28日の衆院選の補選で自民党は全敗。支持率も低く、多くの国民に負担を強いる話ができる状態とも思えないです。
そのあたりから鑑みると、今回に関しては「超富裕層増税」「超富裕層の社会保険料の負担増」に落ち着くような気がします。もちろん、個人的な考えですが。
とはいえ、自民党の思惑、国の思惑は、私には分かりません。もしかしたら、私(私は超富裕層ではないし、住民税非課税でもありません)も対象になるかもしれません。今回は対象外となったとしても、私はいずれ金融所得課税の増税はあると見てます。配当金に一律30%課税は視野に入れています。国の財政を見れば、税収が足りてないのが現実ですから。
私は、とにかく対処あるのみと考えています。具体的な行動をしています。
2020年のFIRE時、年間配当の目標を240万円(手取り)に置いてましたが、現在は今の税制のなかで300万円に上方修正しました。10%税率が上がっても、社会保険料の負担増があっても、大丈夫な体制にします。
また、制度がどうなるか分かりませんが、配当金と連動して国民健康保険料が上がるのなら、配当控除を受ければある程度カバーできるのではないかとも思っています。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
ブログ村に参加しています。宜しければ応援クリックをお願い致します。