こんにちは、okeydon（桶井 道/おけいどん）です。
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父の会社の退去が無事に終わりました。担当を任された身としては、どう費用を抑えるか？人を入れる必要があり、どうコロナ対策をするか？そのバランスとの戦いでした。
その中で、最大の懸念事項は、退去費用でした。ネットではあんまりいい話を聞きませんから、いったいどのくらい請求されるのだろうと緊張感MAXでした。
この件につきましては、Twitterのフォロワーさんにずいぶん助けられました。たくさんアドバイスを頂いて、とにかく勉強しました。ありがとうございました。
結果、退去費用は0円！！！！！！完全勝利です！それも、無茶なネゴシエーションなく、すんなり。
退去立会いは、しない方がいい、した方がいい、両意見がありましたが、僕は退去立会いが交渉の場になるだろうと判断して、立ち会いをしました。結果的にそれも良かったのかもしれません。
ただし、立ち会う前に、電話で次のようなことをお伝えしました。
1)長年、お借りした感謝。素晴らしい物件で使いやすく父も感謝しています。
2)退去費用は、国土交通省のガイドラインに基づいて査定をお願いします。
3)私も以前の会社で同業だったので、変に知識があって、細かいことを言いますが。すみません(短期間ですが、賃貸の仕事も担当しました。が、退去費用の知識はなし。)。
4)ひどい話も聞くんです。ハウスクリーニング費用請求とか、鍵の付け替え代の請求とか、クロス全面張り替えとか、減価償却無視とか、自然損耗無視とか。
と、電話でジャブを打っておきました。
(経年劣化や自然損耗は、費用負担の必要はありません。)
立ち会い当日は、「お電話でお聞きしましたが、そんなひどい業者さんがいるんですか？」と聞かれました。
これで、僕は無茶はないなと悟りました。あとは、額がどうなるか？5万円までに抑えたい。
チェックリストに基づいて、いろいろ細かく見て回られました。「これは自然損耗ですね」とか言われて、もちろん頷きました。
そして、「僕も同業で変に知識があるので、父には綺麗に使うよううるさく言ってましたから。」と、『知ってるぞ！』アピール。「ここは何もしてないのに色が変わりましたから、自然損耗ですよね」と先手も打ったりも。
そのうち、退去とは関係ない話で、会話が弾みました。これはいけるか？！と思いました。
そして、「綺麗に使って頂いて、特に費用請求をするところはありません。」との回答を得ました。
鍵を返却して、再度、感謝をお伝えして終了。
いや〜、正直、意外な結果でした。畳は自然損耗ではないだろう箇所があり、クロスも一部破損箇所があり、フローリングにはコーヒーのシミがあり、そこは費用負担を覚悟していましたから。
どちらにせよ、次に賃貸する前に全面張り替えをされるそうです。そこを、自分たちで全額負担するのか、一部を退去費用として取るのかで、ずいぶん変わると思うんですけど。
僕の全面勝利に終わりました！それも、変なネゴシエーションなく、気持ちよく終われて良かったです！！
どんなことも知識が必要だと改めて思った、退去でした。知識がないと相手の言い値、言いなりになりますからね。
退去される予定がある皆さんは、是非とも国土交通省のガイドラインを勉強されてください。そのものを読まなくとも、解説したブログやYouTubeが沢山あります。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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