こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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僕okeydonは、現在 時短社員として企業に所属しておりセミリタイアしています。時短社員になる前は正社員でした。来春には退職してアーリーリタイアする予定です。
かつては正社員としてモーレツに働いていた時代もありますが、ダウンシフトして冷静になり、さらにはアーリーリタイアまであと10ヶ月を切りもっと冷静に勤務先の会社を見るようになりました。
そして、最近ひとつ決めたことがあります。勤務先の会社を、「我が社」とか、「うちの会社」とか、言わないことにしました。「勤務先」もしくは「勤め先」と呼びます。会社を「内」と見るのではなく、これからは「外」と見ます。
振り返ると、頑張った分だけ勤務先の会社が従業員に報いてくれたかと言うと、全くでした。それはほとんどの企業が同じだと思います。たとえ東証一部上場企業であっても、一握りの大企業を除いて収入は伸びていませんね。業績が悪い時はもちろん報いてなんてくれません。勤務先では賞与が寸志ということもありました。業績が普通の時も報いてくれません。では、勤務先が史上最高の決算だったときは、それは期待しましたよ。けれど、ふたを開けると、株主還元を最大限にして従業員は普通のときと同じ賞与でした。決算が悪かろうと良かろうと、なにかと理由を付けて、結局は報いてくれないのです。
加えて、これは勤務先のことではなく一般論になりますが、年功序列は遠に終わり、実力主義という名のもと総人件費は抑えられ、45歳を過ぎると早期退職で肩を叩かれ、これからは終身雇用もどうなるか分からなくなってきました。会社はかつてのように従業員を家族のように大事にしてくれなくなりました。それなのに、会社を家族や家のように我が社と言い、うちの会社と言い、「内」に思う、それは完全な片思いです。
労働者と経営者は対等であると理論上は言われていますが、それは嘘ですね。労働者は、会社の決定に逆らえないのです。会社から言われるがままです。会社は絶対なのです。
そんな現実ですが、勤務先のことを、我が社とか、うちの会社とか、思考が会社の「内」にいると、いろいろ忖度したり、過剰に理解したり、会社側の意見に完全に添ってしまうように思考回路がなっていきます。そして、サービス残業したり、仕事を持ち帰ったり、経費を自腹で出したり、気がつくと「会社第一主義、自分は二の次」と洗脳されてしまっているのです。それでは、会社の思う壺です。
別に会社に批判的であれと言ってはいません。自ら会社の下に入り込むような、会社からマウンティングされるような思考は避けましょうということです。もっと冷静に会社と対峙してもいいのではないかと思います。労働者は、もっと自分を大切にした方がいいと思うのです。そのために、僕okeydonは、会社の「外」に思考を置いていたいです。
よって、これからは、勤務先を、我が社、うちの会社とは言わないことにします。
最後に、視点を変えれば、我が社とか、うちの会社というのは、投資先企業のことではないでしょうか。投資するということは、オーナーになるということですから。僕okeydonは投資先であるVISAやMicrosoftを我が社と思えるようになっています。愛社精神がすごくあります。まだ投資して1年ほどですが、すでに目に見えて報いてくれています。報いてもらって初めて、会社と対等と言えますね。気が付けば、勤務先への愛社精神以上に、VISA愛、Microsoft愛があります。これぞ、我が社ですね！こういう投資家マインドを強く持っていたいです。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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