おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●40代半ばでアーリーリタイアを決める4つの理由

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


僕okeydonは、来春、40代半ばで、アーリーリタイアする予定ですが、まだアーリーリタイアすることに少し迷いがあります。そのことは当ブログにて幾度となく書いてきた通りです。

逆に、アーリーリタイアを決めた理由については、まだ記事にしていなかったように思いますので、今回明確にしたいと思います。


僕okeydonが、アーリーリタイアを決めた理由は4つあります。

①資産(ストックとフロー)の目処
②セルフ・セーフティネット(保険)の構築
③体力的な衰えと持病
④仕事での自己実現の達成



ひとつずつ掘り下げましょう。

①資産(ストックとフロー)の目処

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資産形成の目途がたったこと、これが最も大きい要素です。ストックとしては、それなりに金融資産を形成しました。また、幸いなことに、これとは別に金融資産と不動産(自宅)の相続予定もあります。フロー収入としては、世界中(現在世界14ヵ国と地域に投資)の高配当株に投資することで、それなりに配当金を貰い続けられる体制を整えました。支出は、物欲がないことと、両親と同居のため生活費がそんなに必要なく、それほど掛かりません。

人生100年を見越してストック(資産)とフロー(収入と支出)をエクセルで具体的に試算しました。これはたびたび更新しています。最新の試算では、来春アーリーリタイア、60歳シニアマンション入居、70歳年金支給開始、70歳要介護、自然災害で被災、等々、想定外がないような厳しい条件付けをしていますが、110歳くらいまでクリアできそうです。実際には、この先も高配当株への投資により配当金の最大化に努めますから、よりセーフティになります。



②セルフ・セーフティネット(保険)の構築

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大きな出費はアーリーリタイアの天敵です。そこで大きな出費をコントロールできるようにセルフ・セーフティネットを整えました。具体的には3つの保険です。個人年金保険がん保険医療保険です。それぞれいい時代に加入しました。

個人年金保険は、年金支給の開始が後ろ倒しになっても、それをカバーしてくれます。保険料は毎月払いですので、労働収入のあるうちは年末調整での所得税の節税効果も大きいです。

がん保険は、貯蓄性のある一括払いタイプで、保険料(支払い額)に対して解約返戻金はすでにプラスとなっています。先進医療特約が主な目的ですが、健康保険対象外の先進医療の費用をカバーできるのは有難いです。

医療保険は、一括払いタイプで、いつ解約しても解約返戻率が90%です。200万円ほどの保険料でしたが、いつ解約しようと20万円が差し引かれるだけのものです。こちらも先進医療特約が主な目的です。例えば、高齢者の多くが罹患する白内障は、多焦点レンズが健康保険対象外で60~90万円ほどすると言われていますので、それだけでもこの保険に加入する意味があります。

健康保険に高額療養費の制度があるから、医療保険は必要ない?今はそうかもしれません。少子高齢化、人口減で社会保障改革が進んでいくなか、果たして、未来永劫に高額療養費制度が持続可能なのでしょうか?正解は分かりませんが、どんな「後出しじゃんけん」があろうと、あらかじめ自助努力により備えておくことが大切です。



③体力的な衰えと持病

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20代~30代半ばまでは仕事で夜遅くなろうと、どうってことはありませんでした。翌日の仕事準備を深夜までするために会社近くのホテルに宿泊したり、仕事を家に持ち帰ったり、休日に取引先に行くなどモーレツに働いていました。ところが、年を経るごとにだんだんと回復力が衰え始めて、30代後半になると前日の疲れを残したまま仕事することが増えて、体力的な衰えを感じていました。元から内臓が弱かったのですが、仕事の忙しさから持病になってしまい、体力的な衰えに体調悪化が上乗せされてしまいました。身体が仕事に追い付かなくなってきたのです。



④ 仕事での自己実現の達成

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仕事では3つのハイライトがあります。

若い時分に、グループ企業 全従業員数千人のなかで、営業成績がトップ(1位)となり社長表彰を受けました。就業時間中に、役員からホテルでお祝いの席を設けてもらい、社長にお酌されて飲めないお酒を飲んだことを今でもはっきりと覚えています。真っ赤な顔をして営業所に戻ると、部長から「昼間から真っ赤な顔して!今日は仕事しなくていいから、テキトーに過ごせ!」と笑いながら叱られ(褒められ)ました。

40代になってから、自分の私的なルートから、S&P500にリストされる外資系企業2社と取引に成功しました。うち1社は、本来なら秘書を通じてアポイントを取る必要があり、それも会ってもらえるかどうかも分からないような相手ですが、僕okeydonは友人関係であり本人(エグゼクティブ)の携帯電話もメールも知っていますから、直接アポイントを取り、直接交渉をして、その場で取引が決まりました。僕okeydonのことを「VIPだから」とずいぶん立ててくださり、一緒に商談した上司はとても驚いていました。僕okeydonからは投資指南を、エグゼクティブからは海外情報を提供いただく間柄です。

これも40代ですが、2年間誰も出来なかった案件を、好条件で契約にこぎつけることができ、部署の成績を上げました。このために、相当足をつかって街に出て営業活動をしましたし、自腹で飲食費(領収書が落ちなかったのは痛かった)も使いましたが、最終的に実を結びました。

仕事人生を振り返ると、頑張ったなと自己評価できました。



以上、アーリーリタイアを決めた理由を聞かれましたら、①資産(ストックとフロー)の目処、②セルフ・セーフティネット(保険)の構築、③体力的な衰えと持病、④仕事での自己実現の達成になります。

来春のアーリーリタイアに迷いは徐々に無くなってきましたが、まだ寂しさがつきまといます。



今日も何事にも適温でまいりましょう。


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