おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●ASMLが株価を上げてきた

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


私、桶井 道の秘蔵株のひとつ、ASMLです。オランダ企業になります。世界一の半導体受託製造企業のTSMC半導体製造装置をおろしています。

TSMC関連で、ASMLも少し有名になったように思います。投資家ですと、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


私は、世界の優良企業に投資しており、ASMLには2018年から投資しています。初めて投資したとき、株価は180ドル程度だったように記憶しています。今は900ドル付近です。


ASMLがどれだけ凄い会社なのか...
世界の時価総額ランキングから見ましょう。

世界の時価総額ランキングで25位です。
コストコネスレ、アドビより上です。日本トップのトヨタは35位です。


何をしている会社なのか...
半導体の製造装置を作る会社です。半導体の微細化に必須とされるEUV露光装置を製造できる世界で唯一の会社です。

わかりやすく言えば、「半導体の微細化を進めたいので、製造装置を作ってください」とお願いされたら「わかりましたー」と受ける仕事ですね。

世界で唯一の会社ですので、価格決定権を握っているといえます。


ファンダメンタルズにも触れましょう。

増収増益で、EPSも成長しています。売上高や利益は言うことなしです!

営業利益率 約27%
10年平均でこの数字です。直近決算では約33%です。製造業でこの数字は見事です!

増収率 3年平均で約25%
毎年売上高が25%程度伸びていることを意味します。

増益率 3年平均で約31%
毎年営業利益が31%程度伸びていることを意味します。

半導体関連銘柄にはシリコンサイクルという独特の動きがあります。好況と不況が3〜4年程度の周期で入れ替わる特徴があります。それを乗り越えながら、業績成長しています。


ROE 70.4%
とても効率よく経営しています。

自己資本比率 33.7%
自己資本比率はやや低いですが、有利子負債は「現金および現金同等物」で返せる額ですので、問題ないでしょう。

配当利回り 0.7%
見た目は低いですが増配しています。配当金は5年前に比べて、約4.2倍(現地通貨建て)です。


このように、事業としても、業績にしても、申し分ない銘柄と思います。

この銘柄の短所といえば...
米中貿易摩擦ですね。米国政府から、最先端の半導体製造装置を中国に売らないよう圧力があると言われています。

とはいえ、世界で必要とする半導体の量は増え続けます。中国で製造しないなら、他国が製造せねば需要を満たせません。事実、米国や日本では自国製造の動きがあります。ゆえに、ASMLは必要とされるわけです。

今は、シリコンサイクルから業界全体が上向きということもあり、高値を更新してきました。株価1000ドルも見えてきました。

AIにしても、自動運転にしても、スマートフォンにしても、従来ある家電や車にしても、そして国防にも、半導体は欠かせないものです。戦略物資です。需要は増えていきます。

需要が増えるから供給も増える。供給が増えるから売上高が増える。売上高が増えるから利益が増える。利益が増えるから株価が上がる。私はこのサイクルに乗りたいと思っています。


投資判断は自己責任にてお願いいたします。今日も何事にも適温でまいりましょう。


関連書籍です。
TSMC 世界を動かすヒミツ』(CCCメディアハウス)
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関連記事です。
少し古いですが、ASML分析記事です。
okeydon.hatenablog.com



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