こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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12月に、国策に乗って半導体銘柄を増やすことを書きました。さらに、増やしていくことを決めました。
保有済みの銘柄には追加投資して、新規の銘柄にも投資します。
現在の保有銘柄と今後の投資予定を綴ります。
◆2018年に初投資
(1)TSMC(台湾)
・・・半導体受託製造 世界1位。
(2)ASML(オランダ)・・・半導体製造装置メーカー。半導体の微細化に欠かせないEUV露光装置を製造できる世界で唯一の会社。半導体製造装置の世界2位。
両社には、これまで数年間に亘り追加投資をしてきましたので、当面は追加投資の予定はありません。
◆2023年に初投資
(3)信越化学工業(日本)
・・・日本の化学メーカーとして最大の時価総額および営業利益。半導体の素材では、半導体シリコン(シリコンウエハー)で世界1位、フォトレジストで世界2位、先端品フォトマスクブランクスで世界1位です。その他、世界シェア上位の製品が多くあります。
(4)荏原製作所(日本)
・・・ドライ真空ポンプ、排ガス処理装置、オゾン水製造装置、CMP装置など半導体製造における多様なプロセスで活躍。
(5)栗田工業(日本)
・・・総合水処理の日本最大手。半導体の製造に欠かせない超純水製造システム。
(6)聯華電子 ユナイテッド・マイクエレクトロンズ(台湾)
・・・半導体受託製造 世界3位。
(7)アプライド・マテリアルズ(米国)
・・・半導体受託製造メーカー、世界1位。
(8)シノプシス(米国)・・・電子系設計ソフトウェア (EDAツール) を開発・販売する企業。EDA業界のビッグ3。主な顧客は半導体製造装置企業です。
(6)の聯華電子以外の5銘柄には追加投資をしていきます。
◆2024年に初投資
(9)アドバンテスト(日本)・・・半導体検査装置で世界大手。
(10)日産化学(日本)・・・ニッチな分野で高付加価値な製品を製造する「オンリーワン企業」。半導体関連の製品もあります。
(11)ソシオネクスト(日本)・・・半導体を顧客と一緒に「共同開発」。工場は持たないファブレスで、製造はTSMCに委託。2ナノメートルプロセスのマルチコアCPUチップレットの開発でアーム(英国の半導体設計大手)およびTSMCと協業することを発表しています。
1月に初投資しました。追加投資を予定しています。
◆新たに投資予定
(12)東京応化工業(日本)・・・半導体の素材となるフォトレジストで世界1位。
(13)浜松ホトニクス(日本)・・・世界最高クラスの光技術を有する。高感度光センサ「光電子増倍管」は世界シェア約90%。その他にも光半導体デバイス、カメラや計測装置など多岐に渡る製品が多くの市場で活躍。
(14)SCREENホールディングス(日本)・・・ウエハ洗浄装置で世界1位。
(15)ディスコ・・・半導体製造装置メーカーで「切る・削る・磨く」に特化し、その分野で世界1位。
前回の記事になかった銘柄は、アドバンテスト、ソシオネクスト、東京応化工業、浜松ホトニクス、SCREENホールディングスおよびディスコです。
以上のうち、外国株はすべて特定口座で持ちます。日本株については、日産化学のみNISA口座にて、他は特定口座で持ちます。
その理由は、外国株は老後の出口戦略には向かないからです。高齢になる前に利益確定するつもりです。日本株についてはそれぞれ事情が異なり次の通りです。
信越化学工業、荏原製作所および栗田工業は、既に特定口座にて買い付けており、今からNISA口座にて追加投資すると成績が分かりづらくなるから、今後も特定口座とします。
アドバンテスト、東京応化工業、浜松ホトニクス、SCREENホールディングスおよびディスコは、老後まで超長期で保有するか未定なので、特定口座とします。
日産化学はニッチな分野で高付加価値な製品を作る姿勢に賛同しており、超長期で保有したいから、NISA口座とします。
半導体に対する日本政府の本気度に合わせて、日本の半導体銘柄を増やしてみます。
投資判断は自己責任にてお願いいたします。
最後に関連書籍をご紹介します。半導体について、この本で学びました。後半は難しいですが、外国の訳書ではなく、日本人が書いた本なので選びました。
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今日も何事にも適温でまいりましょう。
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