こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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東京海上ホールディングスが、昨日2023年5月19日に、2023年3月期の決算発表を行いました。この記事では、概略を書きます。
(東京海上の決算資料より引用。以下同様)
◆2022年度(2023年3月期)の概況
経常収益は、6兆6486億円と、前期比+13.4%でした。
当期利益は、3764億4700万円と、前期比-10.5%でした。
EPS(1株あたり利益)は、187.33円と、前期比-8.4%でした。
決算短信だけを読みますと、悪い決算に見えます。
が、中身を読み解くと、そうでもありません。
一過性要因を除くノーマライズドベースですと、修正純利益6171億円と前期比+22%ということです。
◆2023年度の業績予想
当期利益予想 5300億円(前期比+40.8%)
EPS予想 266.18円(前期比+42.1%)
当期利益予想を前期比+40.8%、EPS予想を前期比+42.1%としています。力強い利益成長ですね!
ノーマライズドベースでは、修正純利益6700億円と前期比+9%の予想です。
◆株主還元
2024年3月期の増配と自社株買いを発表しています。
・配当金
2023年3月期 100円配当(直近の予想通り、前期より15円増配) ※株式分割調整後の数値
配当性向53.4%
増配率+17.6%
2024年3月期 121円配当(予想)
配当性向45.5%
増配率21.1%
普通株式では12期連続増配で、今期の増配率は21.1%と大幅躍進です。
・自社株買い
自社株買いは1000億円の方針とし、今回はうち500億円を決議しています。発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.5%です。取得期間は2023年5月22日~2023年9月22日となります。
◆まとめ
投資判断はホールドとします。来年以降、新しいNISAで買い増しを決めています。
普通株式の12期連続増配は評価できます。中期経営計画に、「株主還元は配当を基本とし、利益成⻑に応じて持続的に高める」旨記述があります。今後にも期待が持てます。
長期保有で、自分の投資額に対する配当利回り(僕は「じぶん配当利回り」と呼びます)を上げていきます。参考までに、1年前に投資していたら、じぶん配当利回りは5.45%です。3年前なら7.87%です。10年前なら10.87%です。
長期保有で、含み益を増やしながら、じぶん配当利回りを上げていきます。増配株は、含み益と増配で2度美味しいです。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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みずほリース
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