こんにちは、okeydon（桶井 道/おけいどん）です。
Follow @okeydon
あなたは、投資の出口戦略を考えられていますか？
お金の貯め方、増やし方はよく語られます。いろんな情報が溢れています。しかしながら、出口戦略はあまり語られません。
僕okeydonは、貯め方と増やし方と同じくらい、出口戦略も大切だと思います。
僕の出口戦略は次のとおりです。
60歳到達時に、年間配当金を手取りで240万円にすること
老後、判断能力が落ちる前に、ETFの比率を増やす
...ということです。
2022年(49歳になります)の手取り配当金の見込み額は180万円です。2023年は190万円に行けそうです。60歳で240万円は射程圏内と思います。余裕も感じますが、増税ありきで先行して準備しています。
今後は、米国を中心に、増配株、高配当リート、分配金の厚いETFに投資を続けます。しばらくはリート中心と思っています。これにより、240万円にアプローチします。
老後に、投資判断がしっかりしているうちに、多くをETFにシフトします。現在、既にETFに積立投資、スポット買いもしています。65歳のときには、ポートフォリオ上位はETFが多くなっていることでしょう。
その２つが、「おけいどん式の投資の出口戦略」です。
ちなみに、投資信託で、自動売却サービスを提供する証券会社が一部ありますが、それを使う予定はありません。
●●ショックといわれる大きな下落場面は必ずあります。そんなときに、心穏やかに取り崩す自信が僕にはないからです。「自動」とはいえ、売ることには変わりありません。売ることを、「システム」に委ねているだけなのです。
このように書くと、「なんだよ、たかが『心の問題』か」といわれる人も少なかれずおられそうに思います。
とはいえ、投資において心の問題は大きくを占めます。2022年のコロナショックを思い出してください。1日にして、NYダウは1000ドル下落、日経平均は1000円下落、そして米国ではサーキットブレーカーが発動していました。そのような環境下で、心穏やかに取り崩すことは可能でしょうか？ 心の問題は、いざそのときになって初めて、「意外に大きい」と分かるものです。
また、自動取り崩しにも、「設定」は必須です。AIが自分に合った設定まで自動でしてくれません。そして、いったん設定しても、生涯「ほったらかし」にはできません。途中、相場動向によって、資産の減り具合によって、設定の変更が必要になるでしょう。老後に投資判断が鈍ってから、僕はそれを的確にする自信がありません。果たして、パソコンもしくはスマホの操作も正しくできるでしょうか？
若いうちは、そのような心配はしないものでしょう。自分は大丈夫と思いがちです。
しかしながら、長年投資家だった私の父は、80代になって、判断能力が落ちてきて、投資家を引退しました。難病を患っていることも理由です。父はETFや投資信託を一切持ったことがなく個別株しか知りません。そういう世代です。個別株を判断することは、それなりの判断能力が求められますね。かといって、これからETFや投資信託を勉強するのも厳しいです。
そんなわけで、僕okeydonは、ETFに出口戦略を見出しました。14種類のETFを保有しています。内訳は、米国ETFが10本、東証ETFが3本、シンガポールETFが1本ですが、全て海外に投資するものです。
今、東証ETFの種類が増えています。先々、米国増配株ETFのVIGや米国高配当株ETFのVYMの東証ETFが出来ると期待しています。
個別株を持つとしても、日本の大型の高配当株だけ。日本株も東証ETFにシフトすると思います。
出口戦略を具体的に考えて動くのは、早くて40代後半以降でしょうね。若いうちは、お金を貯めること、増やすことに集中でもいいと思います。いつか、出口戦略が必要ということだけ頭に入れて。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
ブログ村に参加しています。宜しければ応援クリックをお願い致します。
