こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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過日、ブログにて予告しました通り、東証ETFで日本株の高配当株に投資するタイプを打診買いしました。3銘柄、4万円ほどずつです。
銘柄は次のとおりです。
1)1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
2)1489 NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信
3)1651 ダイワ上場投信−TOPIX高配当40指数
東証ETFで、日本株の高配当株縛りは多種あります。投資基準、パフォーマンス、信託報酬、分配利回り、構成銘柄上位などを分析して、3銘柄まで絞りました。
現段階で、これらに投資する目的は、分配金を得ることではありません。これらを実際に保有して、評価を深めることが目的です。老後の出口戦略になるか「味見」します。
僕は、かねてから繰り返し申し上げていますが、投資信託の取り崩しは、老後の出口戦略としては難しいと思っています。自分の子供が管理を手伝ってくれる前提なら問題ないと思いますが、100%自力では厳しいと判断しています。
その理由は・・・
1)人間は老いると判断能力が鈍ります。正確に取り崩せなくなります。
2)暴落相場で取り崩すのは不安です。
3)自分の寿命が分からないなか、取り崩し続けるのは、ゆくゆく資産の枯渇を意識するようになり不安になるでしょう。
4)自動取り崩しサービスを提供する証券会社もありますが、果たして、寿命を迎えるまで、初期設定のままで良いでしょうか?
その判断を、判断能力が鈍ってからするのは困難です。
それくらいできる!...そう思われるでしょう。しかしながら、それは「今」の自分が判断しているからです。
これらを「今」の自分で判断してはいけません。「老後」の自分が、判断能力(認知)、視力、手指の動作(スマホやPCを自由に操れるだけの自由な手指の動きがいつまであるか)などが衰えた自分が、判断する必要があります。
だから、僕は、個別株の配当金およびETFの分配金を生活費にする出口戦略を選んでいます。これなら、判断を伴いません。
外国株はETFにシフトするつもりです。対して、日本株は、個別株も持つ構想が現在はあります。それは、東証ETFに、0.2%以上の信託報酬を払ってまで、この構成銘柄で持つ必要はないと、「今」の自分は思うからです。ETFで持たなくとも、それ以上のパフォーマンスを個別株で、自力で得られると、「今」の自分は思うからです。
しかし、老後の自分はどう思うでしょうか? このくらいの信託報酬なら納得するかもしれません。
だから、今から味見をしておこうと決めました。
何事も経験することが一番です。実際に東証ETFを保有して分かることがあるでしょう。今年で50歳になります。老後に向けて、今から余裕を持って準備していきます。
投資の出口戦略で失敗は出来ません。高齢になり出口戦略で失敗すると、後がないからです。取り返す時間(年月)も、投資判断の力も、ありません。労働に戻る体力もありません。
投資といえば、お金の増やし方ばかりがクローズアップされます。出口戦略について語られるにしても、「今」の自分で判断される論調が多いように感じます。石橋を叩いて壊し、鉄橋に造り替えてから渡る僕には、危険だなと感じます。
僕は万全の準備を、「今」の知識だけではなく、これからの経験(つまり実際に東証ETFを持ってみること)を通じてしていきます。
最後までお読みくださり有難うございます。今日も何事にも適温でまいりましょう。
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