こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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昨日、オリックスが2020年度決算を発表しました。
この記事では、オリックスの2020年度決算について分析したいと思います。
次のような内容になっています。
◆株主還元
◆配当履歴
◆業績推移
◆多角経営の事業別利益
◆今期振り返りと来期予想
◆まとめ
◆株主還元
(オリックス決算資料より引用。以下同様。)
2021年3月期の配当金が、11月発表時に比べて2円増配の78円となることが発表されました。配当性向は50%です。一時的に配当性向を高めてでも増配することを評価したいです。
2022年3月期も78円の配当予想としています。
また、2020年3月期中に500億円の自社株買いをするとのことです。自社株買いは、この2年間と同規模となります。
コロナ禍であれ、株主還元をする意思を感じます。
◆配当履歴
配当金は増加傾向です。
◆業績推移
当期純利益は、コロナ前にはまだまだ及ばないものの、直近の第2四半期〜第4四半期は回復傾向で、明るい兆候も見られます。
超長期で見ますと、会社設立2年目以降、2021年3月期まで56年間にわたり黒字を継続しています。
◆事業別利益
オリックスは多角経営ですが、コロナ禍のなか全事業で営業利益を出しています。前年比で大幅に減少している事業がありますが、増加している事業もあります。損失のある事業がないというのは強いですね。
◆21年3月期振り返りと22年3月期予想
2021年3月期の当期純利益について、2020年11月時の予想では1,900億円としていましたが、昨日発表された実績では1,924億円と予想をクリアしました。
2022年3月期の当期純利益について、2,500億円の予想としています。
直近数年間の当期純利益に比べると見劣りはするものの、コロナ禍に置いての数字としては及第点と言えるのではないでしょうか。
◆まとめ
これまでの連続増配を守り、コロナ禍でも増配する、また自社株買いも継続するという株主還元の強い意思を感じます。
特に、配当性向を上げて50%としてでも、増配に踏み切った点については、評価していいと思います。また、これは無理のあるレベルでもないと思います。
アフターコロナに、コロナ以前の当期純利益が出せれば、配当性向は落ち着くことでしょう。
高配当、連続増配株ですから、長期保有していくつもりです。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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