おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●JNJ/ジョンソンエンドジョンソン、5%増配を発表 59年連続増配!

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


この記事では、ジョンソンエンドジョンソン(ティッカーコード:JNJ)の増配に関して記述し、続いて簡易分析もおこないます。


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◆増配発表

ジョンソンエンドジョンソンが米国時間の4月20日に、増配を発表しました。

1株あたりの四半期配当を、これまでの1.01ドルから、5%引き上げて1.06ドルにするということです。

この四半期配当は、5月25日が権利確定日で、6月8日に支払われます。


年間配当で計算しますと、1株あたり、従来の4.04ドルから4.24ドルになります。

配当利回りは、2.55%程度となります。


この増配により59年連続増配となります。半世紀以上も毎年毎年必ず増配をし続けるというのは、スケール感が違いますね。


◆配当履歴と株価推移

配当履歴を遡ってみましょう。
10年前、2011年4月に発表された四半期配当は、0.57ドルでした。

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(ジョンソンエンドジョンソンサイトより引用。以下同様。)


今回の発表は、1.06ドルです。ということは、この10年で、配当金は1.86倍にもなったことを意味します。

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次に、株価チャートを確認しましょう。

【10年チャート】
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【超長期チャート】
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チャートは、綺麗な右肩上がりですね。



このように、ジョンソンエンドジョンソンは、インカムゲインで美味しい、キャピタルゲインでも美味しい、2度美味しい銘柄になります。


◆簡易分析

最後に、ジョンソンエンドジョンソンの事業、業績および業界(市場)成長の見込みについて触れておきましょう。

・事業

ジョンソンエンドジョンソンは、世界最大のヘルスケア企業です。

我々の身近なところでは、絆創膏がありますね。そんな「コンシューマーヘルス(=ドラッグストア等で消費者が購入するもの)」だけではなく、「製薬」、「医療機器」も含みヘルスケア全般を取り扱っています。手術用機器も取り扱っています。そして、ワールドワイドに事業をしています。


事業ポートフォリオは次のようになります。

【事業別売上高(2020年度実績)】
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2019年の世界の「医療機器メーカー」売上高ランキングで、ジョンソンエンドジョンソンは、2位で27,000百万ドル(医療機器事業の売上高)です。

2020年の世界の「製薬メーカー」売上高ランキングで、ジョンソンエンドジョンソンは、6位で42,198百万ドル(医薬品事業の売上高)です。


事業ポートフォリオの幅広さは、ジョンソンエンドジョンソンの武器です。



次のようにワールドワイドに事業をしています。

【地域別売上高(2020年度実績)】
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※ Western Hemisphere (ex. U.S.)は、米国を除く西半球のことです。


・業績推移

決算年度/売上高/営業利益[単位:百万ドル]
2011 / 65,030/ 16,153
2012 / 67,224 / 17,032
2013 / 71,312 / 18,957
2014 / 74,331 / 21,137
2015 / 70,074 / 18,289
2016 / 71,890 / 21,165
2017 / 76,450 / 19,122
2018 / 81,581 / 21,175
2019 / 82,059 / 20,970
2020 / 82,584 / 19,914

売上高、営業利益ともに、じわじわと伸びています。毎年、派手に前年クリアとはいかずとも、増収増益基調と言えます。

・フリーキャッシュフロー推移

決算年度 / フリーキャッシュフロー[単位:百万ドル]
2011 / 11,405
2012 / 12,462
2013 / 13,819
2014 / 14,757
2015 / 15,816
2016 / 15,541
2017 / 17,777
2018 / 18,531
2019 / 19,918
2020 / 20,189

フリーキャッシュフローは綺麗に伸びています。コロナ禍の2020年も伸ばしているところはさすがですね。

・業界(市場)成長の見込み

業界としても成長が見込めます。世界では人口が増え続け、先進国では高齢化を迎えるからです。そんな背景も、ジョンソンエンドジョンソンには追い風となりますね。投資する際は、業界として成長する分野を選ぶことは基本中の基本です。


◆投資方針

僕okeydonは、永年保有のつもりです。

現在の配当利回りは2.55%程度と中配当の部類です。長期保有することで、継続的な増配により投資額に対する利回りは高まっていき、高配当株となることでしょう。投資原資となるフリーキャッシュフローの伸びも心強いです。長期チャートも右肩上がりで株価成長も見込めます。インカムでも、キャピタルでも儲けを期待しています。



投資判断は自己責任にてお願い致します。



今日も何事にも適温でまいりましょう。




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