こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
本日2度目の更新です。
今回は、ブレグジットが投資に及ぼす影響について。
ブレグジットって言葉をよく聞きますが、具体的にどんなものでしょう?
個人の投資にも影響を及ぼすことですので、時事問題として記事に取り上げたいと思います。
ブレグジットは、「Brexit」と綴ります。Britain(イギリス)とExit(退出する)を組み合わせた造語です。
この造語の語源から推測できるように、ブレグジットとはイギリスのEU離脱のことを指します。
ブレグジットには、大きく分けて「ハードブレグジット」と「ソフトブレグジット」の2つのシナリオがあります。
ハードブレグジットとは、イギリスがEUから離脱するにあたり、EU市場や欧州司法裁判所と決別するなど強硬路線で離脱すること。
経済的損失を覚悟のうえEU市場から撤退し、移民の受け入れも拒否するものです。
こうなると、イギリス経済はリセッション入りして、ロンドン市場発の世界同時株安に発展する可能性があります。投資家として絶対に避けて欲しいところです。
ソフトブレグジットとは、経済的にはEU市場との繋がりを保ったままEUを離脱すること。これまでと同様にEU市場で経済活動ができますが、その代償としてEUからの移民受け入れ要請にはある程度応じなくてはならなくなる、欧州司法裁判所の管轄下に残るなど妥協が必要とされるものです。そもそも、イギリスでEU離脱への関心が高まった背景には、移民の受け入れが大きな要因として挙げられますし、イギリスは欧州司法裁判所から離れたがっているため、このシナリオには難しさを伴います。
しかしながら、経済的ダメージが少ないため、世界中がこのソフトブレグジットを望んでいます。
そして、ウルトラCとして、世界中から望まれていることは、ブレグジットを中止してEUに残留することです。二度目の国民投票が必要でハードルが高いことは間違いありませんが、世界中が一縷の望みを持っています。
現実論としては、投資家として、ソフトブレグジットを願いながら、ブレグジットの動向を注視していきましょう。