(2019年3月23日追記)
こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
今日は、サクソバンク証券についてご紹介です。投資家の皆さんでしたら、サクソバンク証券の名前を聞いたことがある方が多くいらっしゃると思います。
サクソバンク証券
www.home.saxo
デンマークの証券会社ですが、最近 日本でも外国株の取り扱いを始め、その取り扱い銘柄数の多さで話題になりました。
どんな証券会社か、特徴をご紹介します。ホームページの情報以外に、一部 同社に問い合わせをして得た最新情報も織り交ぜます。
取り扱い銘柄数:米国株6000以上、中国株2000以上、欧州株3000以上と圧倒的です。これまで国内最多だったマネックス証券でさえ米国株で3000ほどです。
ネスレ(スイス)、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)、ロシュ(スイス)、ノースウエスト・ナチュラル・ガス(米)を取り扱っています。そのほか、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、中国、香港の各市場の銘柄を数多く取り扱っており、これまで容易に投資できなかった国や銘柄にも手が届きます。「有望銘柄を見つけたのに、取り扱いがない」と嘆く必要がなくなりそうです。
銘柄検索は同社のホームページにて可能です。
こちらより検索ページに直接リンクしています。
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サクソバンク証券 | 外国株式
米国株取引手数料:0.20%(国内ネット証券各社は0.45%)、最低手数料5ドル(各社と同水準)、上限手数料15ドル(各社は20ドル)、最安の手数料です。手数料はこれまで横並びでしたが、価格競争のキッカケになるかもしれません。
配当金再投資(DRIP):配当金を、株式での受け取りという形で選択することができます。自動的に配当金再投資が可能ということです。これは国内証券会社初です。
NISA:非対応
つみたてNISA:非対応
iDeCo:非対応
一般口座:対応
特定口座 源泉徴収あり:非対応
同社に問い合わせをして得た最新情報によりますと、対応検討中とのことです。
特定口座 源泉徴収なし:対応予定
同社に問い合わせをして得た最新情報によりますと、年内に対応予定とのことです。
決済:円決済のみ。
同社に問い合わせをして得た最新情報によりますと、外貨決済の予定はないとのことです。
総合的に見て、僕okeydonは、今のところサクソバンク証券には口座を作りません。理由は、特定口座 源泉徴収ありに対応していないからです。僕のように日本の高配当株を多く保有する投資家としては、確定申告を総合課税にて行ない、配当控除を受けることを優先したいと思います。しかしながら、同社に対する気持ちはとても好意的です。特定口座 源泉徴収ありに対応してくださる日を待ちたいと思います。
最後に、補足として、税金関係を少し掘り下げます。一般口座もしくは特定口座 源泉徴収なしで口座を開設して取引すると、必ず確定申告を申告分離課税でする必要が出てきます。申告分離課税を選択すると、配当控除が受けられません。また、証券会社ごとに、申告分離課税と総合課税を使い分けることはできません。
その後、2019年3月23日に新たな情報を記事にしました。
okeydon.hatenablog.com
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