こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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2022年は米国株が下落して、難しい相場が続いています。
昨年までは、GAFAMさえ持っていれば...という風潮がありました。S&P500の500も持たなくて良い、「S&P5」、つまりGAFAMだけで良いと。
今年になり、その神話も崩れました。GAFAMも株価を下げています。
この記事では、S&P500とGAFAMの年初来リターンを比較して、感想を記述します。
◆年初来リターン
それぞれの年初来リターンを一覧にします。
S&P500 -16.75%
G(AlphabetA株) -33.51%
A(Amazon) -40.85%
F(Meta) -66.62%
A(Apple) -17.75%
M(Microsoft) -26.18%
まさかの結果です。GAFAMの全てが、S&P500に劣るパフォーマンスなのです。
AppleおよびMicrosoftは配当金を出してはいますが、配当利回りはそれぞれ0.61%、1.10%ですから、トータルリターンでも答えは同じです。
◆500銘柄への分散に意味がある
まさかGAFAMがS&P500に全敗とは思いませんでした。今年については「S&P5」ではダメだった訳です。
S&P5でいいという風潮は、生存バイアスだったということです。そのときに良い銘柄を言うのは簡単です。しかし、将来の、それも近い将来の良い銘柄さえ分からないものです。
来年以降も、GAFAMは明暗を分けると思います。
そこに、S&P500を選ぶ意味があります。近い将来の良い銘柄トップ5、つまり「新たなS&P5」を当てることは難しいのです。2021年から2022年のたった1年でこうなるとは誰も思ってなかったのですから。
「集中投資はリスクがある。分散投資に意味がある」と改めて感じた、この比較でした。
また、S&P500は、業績が悪い銘柄は外してくれます。そこにも、インデックスを買う意味があります。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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