こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
Follow @okeydon
昨日3/9、積水ハウスが2022年度(2023年1月期) 決算発表を行いました。同社は1月決算です。とても良い内容でした。この記事では、積水ハウスの決算ハイライトについて書きます。
◆業績
(積水ハウス決算資料より)
業績は、3期連続で最高益を更新。売上高、営業利益、当期利益ともに過去最高を更新。
売上高が前期比13.1%増の2兆9288億円、営業利益が13.6%増の2614億円、当期利益が19.9%増の1845億円でした。
素晴らしい結果です。
◆米国事業が好調
米国事業が好調です。米国事業の売上高は34%増の5211億円、営業利益は47.3%増の738億円でした。
円安を背景にしたこと、また、昨年に米国の住宅販売会社を2社買収したことが奏功しました。国内にとどまらず米国事業をやってきて、それが花咲いた形です。
対して、今期は米国事業が減速する見込みです。米国では住宅ローン金利が上昇するので仕方がありません。それを、国内での不動産仲介や物件の開発事業で補う予定としています。
事業ポートフォリオが理想に思います。
◆配当金
配当金はダブル増配を発表しました。
2022年度の年間配当は、直近予想では102円でしたが、増配され110円となります。配当性向は39.8%です。11年連続増配です。
さらには、来期の配当予想も増配の118円としています。配当性向の予想は40.0%です。12年連続増配の予定です。
配当性向が40%は問題ありません。後述する同社の配当性向に沿っています。