おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

【積水ハウス】2023年1月期決算発表 過去最高売上・利益、増配、自社株買い、配当金下限設定

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


昨日3/9、積水ハウスが2022年度(2023年1月期) 決算発表を行いました。同社は1月決算です。とても良い内容でした。この記事では、積水ハウスの決算ハイライトについて書きます。



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◆業績


(積水ハウス決算資料より)


業績は、3期連続で最高益を更新。売上高、営業利益、当期利益ともに過去最高を更新。

売上高が前期比13.1%増の2兆9288億円、営業利益が13.6%増の2614億円、当期利益が19.9%増の1845億円でした。

素晴らしい結果です。


◆米国事業が好調

米国事業が好調です。米国事業の売上高は34%増の5211億円、営業利益は47.3%増の738億円でした。

円安を背景にしたこと、また、昨年に米国の住宅販売会社を2社買収したことが奏功しました。国内にとどまらず米国事業をやってきて、それが花咲いた形です。

対して、今期は米国事業が減速する見込みです。米国では住宅ローン金利が上昇するので仕方がありません。それを、国内での不動産仲介や物件の開発事業で補う予定としています。

事業ポートフォリオが理想に思います。


◆配当金


(積水ハウス決算短信より)


配当金はダブル増配を発表しました。
2022年度の年間配当は、直近予想では102円でしたが、増配され110円となります。配当性向は39.8%です。11年連続増配です。

さらには、来期の配当予想も増配の118円としています。配当性向の予想は40.0%です。12年連続増配の予定です。

配当性向が40%は問題ありません。後述する同社の配当性向に沿っています。


◆自社株買い


(積水ハウスIRリリースより)

そして、自社株買いを発表しました。発行済み株式総数の2.72%にあたる400億円を上限とします。理論的には、それだけ株価が上がることを意味します。


◆中期経営計画も発表


(積水ハウスIRリリースより)


決算と同時に、中期経営計画(3ヵ年)を発表しました。

その中で、「配当の下限を110円に設定、中期的な平均配当性向を40%にすること」を言及しています。安定経営への自信の表れだと思います。

業績予想は、この先3年間ともに増収増益です。最終年度となる2025年度の営業利益は2022年度比で約20%増益の3180億円 、ROE11%以上を安定的に目指すとされます。ROEは経営効率ですが、日本企業で11%というのは良好です。


また、「国内は安定成長、海外は積極成長」としており、海外事業に注力することが伺えます。


◆まとめ

建材価格が上昇するなかで、見事な決算でした。事業ポートフォリオがうまく働いている印象があります。

配当の下限が110円に設定されたことは歓迎です。増収増益を背景に、増配に期待します。

投資判断はもちろんホールドです。



投資判断は自己責任にてお願い致します。今日も何事にも適温でまいりましょう。




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