おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●ドル高円安は収まるのか?...無理だと思う理由

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。

1ドル143円、誰がこの展開を予想したでしょうか? このドル高円安は収まるのか?

結論から申し上げますと、僕okeydonは、収まらないと思います。円安は続くでしょう。


そう思う理由を、米国側視点と日本側視点から、それぞれ説明します。



米国側視点...
米国CPIが高い数値を維持しています。CPI 8%台が2022年3月から続いています。インフレが止まりません。

インフレターゲットは2%強です。FRBは、インフレを、CPIではなくコアPCEで見ますが、そちらも2022年は4〜5%と高い状態が続いています。やはりインフレなんですね。

従いまして、高いインフレを抑えるために、利上げは続くでしょう。



日本側視点...
日本は、政府も日銀も円安を警戒するような発信を続けています。口先介入ですね。

とはいえ、日本には取れる選択肢はほぼありません。円安を止めるには、方法は2つ。為替介入か、利上げです。が、両方とも困難です。

その理由は...
為替介入があまり出来ないのは、大幅な為替介入をすると、米国から為替操作国に指定されて、関税を掛けられるリスクが高いからです。小規模ならお目溢しをもらえるでしょうけど、それなら円高になるには効果は薄いでしょう。

利上げが出来ないのは、2つ理由がありまさ。1つ目は、インフレターゲットを2%に置いてて、目先は2%を達成しているものの、これは一過性のもの。よって、利上げをするとチグハグな政策に陥るからです。2つ目は、国債の利払いが大きくなり財政負担が大きくなるからです。


日本は為替介入ができない。米国は利上げが続き、日本はマイナス金利の継続で、日米金利差は拡大する。

ということは、ドル高円安は続くということでしょう。



投資判断は自己責任にてお願い致します。



今日も何事にも適温でまいりましょう。




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