こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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不安定な相場が続いています。心が乱されそうになる方も、少なからずおられるのではないでしょうか。どうか、狼狽売りだけは避けてください。
「長期投資」する場合、個別株に投資するときは、長期的思考で、その銘柄の将来性を分析したことでしょう。
その企業はどうやって儲けていくのか。技術力はあるか。営業利益率はどうか。マーケットシェアはどうか。どう成長していくか。市場は伸びるのか。いろんな視点で将来性を分析されたと思います。「長期的思考」で。
ところが、この不安定な相場において、昨日今日の株価に心配になって、マーケットに揺さぶれて売るのは、勿体無いと思います。そういうマーケットベースで判断する売り方は「短期売買」のやり方です。
買うときは長期投資で判断して、売るときは短期売買で判断する。これでは、ちぐはぐです。筋が通ってません。
買うときに、10年持とう、5年持とうという気持ちでいたはずです。どうか狼狽売りをして、損失を出し、やはり投資は危ない、退場しよう。そんな結論だけは出して欲しくないと思います。
もちろん、この不安定な相場の中で、個別の原因を分析して、それが例えば、「ロシア情勢の悪化により、保有銘柄が投資したときのストーリーから乖離した」というのであれば、売るべきでしょう。そういう、売り方は短期売買ではなく、長期的思考ですから否定するものではありません。ただ、この場合も憶測に基づく判断は避けましょう。
または、金融緩和でバリュエーションが高くなっていたハイテク株を、一旦売却して、バリュエーションが適正になれば買い戻すという考えも有りでしょう。ただ、その考えなら、今からでは少し動きが遅いとも思います。
もしくは、不安定な相場で、資産減少に耐えられないという場合、リスク許容度を超えている可能性があり、いったんキャッシュポジションを上げるという結論なら、それも否定はしません。
言いたいことは、マーケットに揺さぶられることで、感情的に任せた判断、つまり「不安だから売る」という判断はして欲しくないということ。冷静に判断して欲しい、ということです。
投資判断は自己責任にてお願いいたします。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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