おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●豪州投資には為替レートを強烈に意識するワケ

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


僕okeydonは、米国投資においては、為替レートをそれほど気にしません。為替の動きを乗り越えるだけの株価成長が期待できるからです。

対して、豪州投資においては、為替レートを強烈に気にします。円安豪ドル高のときに投資した場合に、為替を乗り越えるだけの株価成長が期待できないからです。


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この5年間の豪ドル円の為替レートを見てみましょう。1豪ドル=64〜89円で推移しています。64円というのは、コロナショックの数字です。通常は74〜89円のレンジです。そこには、20%ほどの幅があります。

この20%が豪州投資には重たいのです。



さて、豪州個別株といえば、成長株というよりも、REITを含む高配当株が主流です。よって、キャピタルゲインよりインカムゲイン狙いの投資になります。

円安豪ドル高のときに仕込むと、為替レートの動きで、含み損を抱えるリスクがあり、また配当利回り(日本円換算)も下がります。2度、まずい投資ということになりますね。


具体的な数字を例示しながら解説しましょう。

A社株を10豪ドルで、為替レート1豪ドル80円のときに投資したとしましょう。配当金は1豪ドルとします。この場合、日本円換算すると、A社株に800円で投資したことになります。配当金は1豪ドル=80円で、配当利回りは日本円換算で10%です。


ところが、1年後に、為替レートが1豪ドル70円になったとしましょう。

株価に変動がなくとも、A社株の評価額は日本円換算で700円になります。1株あたり100円の含み損です。為替レートを乗り越えるためには、14.3%の株価成長が必要になります。

配当金も、1豪ドル=70円になりますね。配当利回りは、日本円換算しますと、投資額に対して8.75%とずいぶん低下します。



このように、豪州投資する場合、為替レートの動きと株価成長のポテンシャルおよび配当金を、天秤にかけて計算する必要があります。

豪ドルで投資する方はごく少数派でしょうが、日本円で例えば豪州リートに投資するケースも同じことがいえます。


もっとも、長期投資で配当金を得ていくならば、トータルリターンはプラスになるでしょう。それでも、為替レートには注意が必要です。


このように、豪州に限らず、外国株投資においては、現地通貨では儲かっていても、日本円換算すると損しているケースがあるということを頭におく必要があります。

なかでも、新興国投資では、かなり注意が必要です。通貨安傾向が強くあるからです。



今日も何事にも適温でまいりましょう。




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