こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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昨日2月3日、大手商社3社の第3四半期決算の発表がありました。各々の内容に触れ、感想を綴ります。
先に、結論を書きますと、3社ともに、期末決算時に増配の期待が高く持てるでしょう。
◆三菱商事
1)通期業績(当期利益)見通し:8200億円に上方修正(前回発表より800億円上乗せ)
2)追加の株主還元:この業績予想を踏まえて、年度末決算公表までに、追加の株主還元として自社株買いなどを検討
3)一株利益予想:555.46円
4)一株配当予想:142円(配当性向25.6%
5)これまでの配当実績
決算期 一株利益/配当/配当性向
2019年3月期 372.4円/125円/33.6%
2020年3月期 348.5円/132円/37.9%
2021年3月期 116.9円/134円/ ---
6)感想
これまでの配当性向を鑑みて、さらなる増配が可能と見ます。配当性向を30%として、配当金166円を期待します。
◆三井物産
1)通期業績(当期利益)見通し:8400億円に上方修正(前回発表より1700億円上乗せ)
2)追加の株主還元:年間配当120円、前回発表より10円増配。
3)一株利益予想:515.76円
4)一株配当予想:120円(配当性向23.3%)
5)これまでの配当実績
決算期 一株利益/配当/配当性向
2019年3月期 238.3円/80円/33.6%
2020年3月期 226.1円/80円/35.4%
2021年3月期 199.3円/85円/ ---
6)感想
これまでの配当性向を鑑みて、さらなる増配が可能と見ます。配当性向を30%として、配当金155円を期待します。
◆伊藤忠商事
1)通期業績(当期利益)見通し:8200億円に上方修正(前回発表より700億円上乗せ)
2)追加の株主還元:年間配当110円を「下限」との表記あり
3)一株利益予想:552.08円
4)一株配当予想:110円(配当性向19.9%)
5)これまでの配当実績
決算期 一株利益/配当/配当性向
2019年3月期 324.1円/83円/25.6%
2020年3月期 335.6円/85円/25.3%
2021年3月期 269.8円/88円/32.6%
6)感想
これまでの配当性向を鑑みて、さらなる増配が可能と見ます。配当性向を25%として、配当金138円を期待します。
◆決算発表を受けての株価の動きは気にしない
決算発表は良い内容でしたが、株価は下落しました。これは大手商社にありがちな動きですので、気にする必要はありません。秋にも同じ動きをしています。
先行する他の商社の決算発表をリトマス試験紙として、株価が先回りする傾向があります。今回もそれにはまりましたね。
◆投資判断
僕okeydonは、3社とも投資していますが、長期保有するつもりです。商社は景気敏感株ではありますが、増配株として期待します。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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