おけいどんの適温生活と投資日記(世界中の高配当株、増配株、ETF、リート、投資信託に投資)

桶井 道/おけいどんが、投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴26年、日米など30ヵ国の高配当株、増配株、ETF、リート、投資信託。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 5冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、世界の高配当株投資本、ビギナー向け投資本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●外国への投資を含む投資信託等の二重課税が一部解消へ

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


昨秋に消費増税があるなど、税金は上がることはあっても、なかなか下がることは考えにくいですよね。

ところが、投資家に朗報です!この度、減税が実施されました。


減税の対象となるのは、外国に投資する、日本籍の投資信託等の分配金に対する課税です。

これまで、投資信託の分配金のなかに、外国株式への投資から得た利益が含まれている場合には、外国において徴収される税金(外国所得税額)と日本国内での所得税等で、二重課税になっていました。

これが、2020年1月1日に改正され、外国所得税額を考慮して、日本で所得税等が課されることとなりました。ただし、地方税(住民税)はこれまで通り5%課されます。なお、この二重課税調整措置について、投資家が確定申告等の手続きをする必要はなく、自動的に適用されます。


分かりやすく、具体例を上げましょう。分配金を100として、外国での税率10%、日本国内で国税(所得税)15%で計算してみます。このほかに、地方税(住民税)は変わらず徴収されます。


【改正前】
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【改正後】
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(以上、日本証券業協会ホームページより引用)



対象となる銘柄(予定)は、次の通りです。※2019年12月24日現在

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(日本取引所グループ ホームページより引用)



減税は嬉しい流れです。望み薄ではありますが、これが東証に上場する外国籍のETFにも拡大されると嬉しいものです。



今日も何事にも適温でまいりましょう。



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