こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
Follow @okeydon
あなたは投資していることを、会社や友人など周囲に話しますか。答えは、ノーと言う方が大半ではないでしょうか。それは何故か。おそらく、ギャンブラーとか、怪しいことに手を出している人とか、騙されている人とか、変なことに巻き込まれてる人とか思われたりするからでしょう。
僕okeydonは、ときどき、投資していることを話しますが、返ってくる反応は、多くがギャンブルや宝くじの話です。その度に一緒にされたくないと心の中で思いますが、実際のところはこれが日本人の平均的な投資へのイメージなのでしょう。
なぜ、日本では金融リテラシーが低いのでしょうか。人生100年時代への突入していくなか、公的年金だけでは人生を支えるのが難しいことから、政府がNISAやiDeCoなど投資する環境を整えているのにもかかわらずです。投資するか、副業するか、高齢労働するか、相当な節約生活をするか、何らかの選択が必要ですが、このままいくと多く国民が高齢労働もしくは相当な節約生活を選択することになるのではないでしょうか。
なぜ、投資を避けるのか?それは、投資は損するものというイメージが強いから、またお金持ちがするものというイメージも強いからでしょう。そんなイメージが植え付けられてしまったのは、日本には金融教育が皆無なことと、マスコミ報道の影響が大きいように思います。
お金のことを学校では全く教えない。お金のことを口にすることすら、日本では良く思われません。お金が好きと言うと、嫌な顔をされますね。お金は汗水垂らして努力して頑張って稼ぐものだという風潮があります。
また、バブル崩壊やリーマンショックの記憶も頭から離れないのでしょう。株価が上げたことより、下げたことの方がずっとセンセーショナルに報道されるので無理もありません。
また、テレビのニュースでは、投資詐欺のニュースがよく報道されます。海外のエビ養殖場への投資詐欺とか、山林への投資詐欺とか。バラエティ番組では、投資家といえば、まるでコックピットかのようにモニターを何台も並べて、チャートの上下動を見て、ワンクリックで儲けるデイトレーダーを取り上げます。長期投資家が取り上げられることはまずありません。
さらには、銀行で投資信託を買った人の多くが損失を抱えているというデータも報道されました。
こういったことから、投資へのイメージが良くないのでしょう。
僕okeydonは、両親が投資していたから、自然な流れで投資を始めて、今は国際投資家になりました。全世界10以上の国と地域に投資しています。が、両親から投資は博打だと教育されていたら、きっと違う道を歩んでいたと思います。そう思うと、今の日本の金融リテラシーの現状を理解できなくもありません。
要はイメージなんですね。投資へのイメージが総じて良くない。だから、投資に近寄らない。投資を勉強しない。そこを変えるために、まずは高校で金融の授業を設けることから始めてはどうでしょう。とはいっても、それを待ってはいられませんね。まずは食わず嫌いをやめることからですね。投資本1冊でもいいので、まずは手にすることから始めるのがいいと思います。
人生100年時代になります。どう生きるかということは、どうお金と向き合うかも確実に含まれます。もっとお金のことを考えないと、近い将来に日本は大変なことになるのではないかと危惧します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
関連記事です。
アメリカ株投資とギャンブルの期待値を比較しました。
okeydon.hatenablog.com
ETFこそ投資初心者にお勧めします。
okeydon.hatenablog.com
平成の30年間で毎年1万ドルをアメリカ株に積立投資していれば、1億円に到達していた。
okeydon.hatenablog.com