こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
今日は、結婚して改姓したけれど証券口座や銀行口座は旧姓のままなど、改姓した場合の確定申告のお話です。
過去に確定申告をしたことがある方なら、税務署から申告書が旧姓で郵送されてきているかもしれません。証券口座が旧姓の場合は、配当金計算書も年間取引報告書も旧姓で届きます。税還付を受けるには銀行口座が必要ですが、これも旧姓のままという人もおられるでしょう。いろんなケースが考えられます。ひとつひとつ紐解いていきましょう。
◆申告書
初めて確定申告に行かれる方は、申告書は郵送されません。申告する日の(住民票に書かれている)氏名を記入して下さい。1月1日付の氏名ではなく、申告する日の氏名です。もし、過去に確定申告をしたことがあって、税務署から申告書が旧姓で郵送されてきた場合は、二重線を引いて訂正して下さい。訂正印は不要です。
◆配当金計算書
新姓にて再発行してもらう必要はなく、旧姓のままで構いません。受け取った配当金計算書をそのまま使って下さい。
◆年間取引報告書
新姓にて再発行してもらう必要はなく、旧姓のままで構いません。受け取った年間取引報告書をそのまま使って下さい。
◆銀行口座
税還付を受ける場合は、必ず銀行口座が必要です。郵便為替や小切手などによる還付はされません。そして、銀行口座は、必ず新姓である必要があります。よって、銀行で改姓の手続きを行なうか、新たに新姓で口座開設するか、どちらかが必須となります。
◆証明書の持参が必要
旧姓と新姓を同時に証明できるものが必要です。マイナンバーカード、免許証、住民票のいずれか、旧姓と新姓の表記があるものを持参して下さい。
改姓時の確定申告に、必要なもの、必要なことは、これだけです。
事後で構いませんが、証券口座を新姓にする手続きを行なってください。翌年の確定申告に備えるという意味だけではなく、それが本来あるべき姿だからです。
なお、平成30年分の確定申告は、平成31年3月15日(金)までです。
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