おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●読売新聞記事「『国民資産』3年連続1京円超…過去最高更新」を読んで感じたこと

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
本日2度目の更新です。


1月29日付 読売新聞に「『国民資産』3年連続1京円超…過去最高更新」という記事が掲載されました。

記事冒頭に次のようにあります。
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 内閣府が28日発表した国民経済計算によると、2017年末時点で国や企業、個人などが保有する土地・建物、株式など「国民資産」の残高は、前年末比4・4%増の1京893兆円と過去最高を更新した。
(以上、引用部分)----------


国民資産が1年で4.4%もの増加、こうして数字を見ると、政府発表のとおり、やはり景気はいいのかもしれません。

一方で、高度成長期を知る世代も、バブルを知る世代も、就職氷河期の世代も、どんな世代であれ、多くの方が今の世の中を見て景気がいいとはなかなか体感できていないと思います。ということは、その好景気をどう享受していくのかが課題なのでしょうか。


そして、もはや日本はかつてのような成長国ではなく成熟国になりました。そんな中では、このくらいでも好景気と言えるという側面もありそうです。

例えば、10年前、道頓堀に行ったら閑古鳥が鳴いていました。撤退するお店が増えて、一帯は閑散としていました。ところが、今はどうでしょう。インバウンド景気から外国人旅行者であふれ、多くの若者も集っています。

企業業績は見事なまでに回復しました。株価は3倍になりました。株主への配当金は増配傾向です。正社員有効求人倍率は1.13倍あります。最低賃金は毎年3%ずつ上がっています。春闘ではペースアップという言葉も復活しています。

こうして、ニュースをひとつひとつ拾えば好景気な感じもします。きっと総論ではそうなのでしょう。


ところが、各論、つまり個人に落とし込むとなかなかそうでもない。収入は若干増えてはいるけど、社会保険料が上がり、物価もあがり、実質所得が増えてこないのが理由でしょう。しかしながら、この先は消費増税が待っており、社会保障改革も待っています。また負担が増えることは既定路線です。


そんな閉塞感を打破するためには、これからは労働だけではなく、投資が必要な時代になってくるのだと思います。東証上場の大企業は稼ぐ力を確実に取り戻しました。そして、世界に、特にアメリカに目を向けると成長している企業が数え切れないほどあります。政府もiDeCoやNISAなど投資環境を整えました。これら企業に投資して、その成長からの分配を受け取ることで、自身の景気感が変わってくると思うのです。自ら果実を捥ぎ取りに行くのです。こうすることで好景気を享受できるのではないでしょうか。
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参考までに、多くのアメリカ株投資家が好む ETF(上場投資信託)「VTI」で、今後の平均リターンが4〜5%と予想されており、記事にあるちょうど『前年比4.4%増』と合致します。
※VTI:アメリカ株式市場に上場する株式のおよそ99.5%に分散投資ができるETFです。


当該記事をリンクしておきます。無料で閲覧が可能です。
www.yomiuri.co.jp



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